JNOCA認証について

オーガニックとはどういう意味ですか?

オーガニックとは、本来「有機の」という意味。そこから派生し、「オーガニック」「有機栽培」とは、(育てる土壌自体も汚染されていないことを前提に)人工的な化学肥料や農薬を使用せずに、動植物由来(有機)の肥料で農産物を育てることを意味します。※「無農薬」とは異なる。

そのため、「オーガニックの原料」とは「有機栽培で育った自然物から作られた原料」を指します。オーガニックで作られた農産物や化粧品の原料が増えることは、化学物質から人間を守るだけではなく、環境汚染から地球を守る上でも重要だとJNOCAは考えます。

ただし、注意していただきたいのは、「オーガニック=肌に優しい、敏感肌でも安心、美容効果が高い」とは断定できない点。オーガニック原料は、環境に配慮して化学肥料を使用せずに丁寧に育てられた、という特徴で評価されるもののため、肌に合うかどうかの判断基準とは全く別物であるとお考えください。

「JNOCAナチュラル」と「JNOCAオーガニック」の違いは?

「JNOCAナチュラル」では肌への低刺激性を重視し、「アルコール類を使用していない」条件を審査項目に含んでいます。一方「JNOCAオーガニック」では、原材料成分のオーガニック率を重視し、「原料の5%以上に、オーガニック認証の原料を使用している」条件を審査項目に含んでいます。

そのため、「JNOCAナチュラル認証取得製品に、オーガニック認証の原料が一切配合されていない」、または「JNOCAオーガニック認証取得製品に、アルコール成分が含まれている」という事は起こりうるとご認識ください。

審査項目に「ナノマテリアル(ナノ原料、ナノ粒子)不使用」が入っていない理由は?

ナノマテリアルに関する調査・研究を行っている日本化粧品工業連合会(国内製造販売業者等による3つの化粧品工業団体によって構成)によって、ナノマテリアルを配合しても「化粧品の安全性に問題はない」と判断されているため、現時点においてJNOCAの審査項目には入れておりません。

ただし、今後の調査・研究結果によって、ナノマテリアルに関する基準が変更になる可能性はございます。ご了承のほど、宜しくお願いいたします。

認証手続きについて

どのような製品カテゴリーが認証対象ですか?

スキンケア製品・コスメといった、肌に直接塗布する化粧品全般です。

そのため、サプリメント・健康食品関連の経口摂取製品やアロマデュフューザーなど香りを楽しむことを目的とする製品は対象外となります。

JNOCA認定を受けるための手続きの流れを教えてください。

認証取得までの基本的な流れは、以下の通りです。

1.専用ページにてお問い合わせ(審査に必要なご提出書類、費用など詳細を連絡いたします)
2.審査対象製品・必要書類のご提出、審査料のお支払い
3.ご提出いただいた製品・書類などを基に、こちらで適切な検査を行い、審査結果をご報告
4.(認証取得かつ認証マークをご希望の場合)認定証の発行。かつ、認証マーク発行料のお支払い後に認証マークを発行

まずは、専用ページにてお問い合わせください。

認証マークは製品の化粧箱に使用できますか?

できます。認証取得後、Aiデータをお渡しするため、契約期間中はご使用になれます。